【立地】家を購入する前に確認すべきポイント6選

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家を購入することを決め、住みたい土地が見つかったとしても、そこが良い土地なのかは分かりませんよね。将来、「こんなはずでは」と後悔しないために、予め確認しておくべきポイントが6つあります。

地盤の強さ

地盤の強さによって地震が起きた時の揺れやすさが異なります。
同じ市内でも少し場所が離れただけで地盤の強さは違います。

せっかく家を購入するなら、地震の影響を受けにくい場所を選びたいですよね。
下記リンクから簡単に地盤の強さを調べることができます。

※(参考)地盤強さ
https://supportmap.j-shield.co.jp/#14,35.6939,139.7918
リンク先:ジャパンホームシールド株式会社 地盤サポートアップ

ハザードマップ

ハザードマップを見ると、その土地で想定されている水害や土砂災害を確認できます。
ハザードマップは各自治体のホームページで公開されています。
例えば、Googleで「中央区 ハザードマップ 地震」や「中央区 ハザードマップ 洪水」で検索できます。データソース元は国土交通省ですが、各自治体のホームページの方が見やすいように思います。

確認すべきことは2つ。

1.水害

地震による津波、大雨による洪水や内水氾濫からの浸水の想定被害を確認しましょう。
近くに池や川がなくても、想定される被害が深刻な場合がありますので要注意です。

2.土砂災害

がけ崩れ・土石流・地すべりの危険度を確認できます。
特に、住みたい地域が山と川に近い場合には確認しておきましょう。

居住誘導区域

国土交通省の立地適正化計画に基づいて、各自治体が都市計画を策定しています。
これは人口減少・高齢化社会に対応するために、行政窓口や病院・学校・商業施設などの立地を誘導する地域(都市機能誘導区域)と、住民の居住を誘導する地域(居住誘導区域)を計画したものです。
これから住む地域の今後の方向性を確認しておくことは重要です。
今住みたいと思う場所が、都市機能誘導区域から遠い場合、将来は不便になるかもしれません。

用途地域

自治体は、地域ごとに建設する建物の種類や広さを制限した用途地域というものを指定しています。
第一種低層住居専用地域や第二種住居地域、準工業地域などがあります。
用途地域はインターネットで検索できます。例えば「中央区 用途地域」で検索すると、自治体ホームページが公開している情報を見ることができます。
第二種住居地域は、広さの制限はあるもののパチンコ屋が建つ可能性がある用途地域です。今は住宅しかなくても、建つ可能性があることを知っておくことは大切です。

※(参考)13種類の用途地域の特徴
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/other/youtochiiki/#tboc7
リンク先:SUUMO 用途地域とは?

公共交通機関

通勤や通学の面で、電車・バスの公共交通機関を確認することは大切です。
今は車通勤をしていても、異動や転職によって電車通勤になるかもしれませんし、子供が大きくなった時に駅が近いと通学に便利です。

また、特に駅までの距離は家の資産価値に大きく影響します。
現時点では、家を売却したり賃貸に出す予定がなくても、今後何かの理由でそうする必要が出てくるかもしれませんので確認しておきましょう。
複数路線が利用可・快速の停車駅・大都市や主要駅に近い場合は、資産価値が高く、築年数を重ても価値が落ちにくいです。
始発駅であればラッシュ時間帯でも座れる可能性があるので、併せて確認しておきましょう。

実際に家から駅まで歩いてみることも大切です。
物件情報に徒歩10分と記載していても、途中に大通りがあって信号待ちが長く実際には15分かかるかもしれません。また、歩道が狭く危険な場合や、夜は街灯が少なく暗いということもあるかもしれません。

周辺環境

周辺環境で確認するべきポイントは3つ。

1.家の前の道路事情

交通量が多いか、朝夕や休日の渋滞状況、歩道が広いか。
いつも渋滞している場合、車で外出する時は毎回渋滞に巻き込まれることになります。歩道が狭くて、車や自転車の交通量が多い場合は歩いていて危険な場合があるので注意が必要です。

2.施設

ショッピングモールやスーパー・市役所・郵便局・病院が近くにあれば便利ですし、お子さんがいる場合は通う小学校が近いと嬉しいですよね。
パチンコ屋や工場はできれば家の周りにはない方が良いですよね。
高速道路の出入口が近ければ交通量が多い場合がありますし、工場・運送会社・物流センターは大型車両の出入りが多いかもしれません。

3.騒音

現地で、家の外と中でどのくらいの騒音が聞こえるかを確認しましょう。
家の中では窓を開けた状態と閉めた状態の両方で、どのくらいの音がするのか確認が必要です。
線路が近い場合は電車の音が大きい場合がありますし、反対に、線路は近くても線路と家の間に大きな建物があってその建物が音を遮ってくれていて、電車の音がほとんど気にならない場合もあります。
家のすぐ近くに公園や小学校がある場合、子供の声が気になる方は要注意です。

私は気になる物件を見つけた時、現地見学の前に、よくGoogleマップで周辺施設を確認していました。
道路の交通量と騒音は現地に行かないと分かりませんが、施設については確認することができます。
ストリートビューを使用すれば、近所の街並みを確認できます。戸建てなのかマンションなのか公営団地なのか、どんな住居があるのかで雰囲気は違います。
例えば、物件の隣に「これはあってほしくないな」と思う施設があると分かれば、その物件を候補リストから消して、現地見学の手間を省くことができます。

まとめ

確認することが多く少し面倒に感じるかもしれませんが、実際に住み始めてから後悔しないために、以上6つのポイントについて予め確認することをおすすめします。

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【立地】住み始めてから良いと思ったポイント3選
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