私たちが中古+フルリノベを選んだ理由|6つの決め手

ワークスペースと棚、キッチンが一体になったリノベ後の明るい室内 Uncategorized

はじめに(この記事でわかること)

  • 新築に感じていた魅力と違和感、中古に興味を持ち始めたきっかけ
  • なぜ中古+フルリノベを選んだのか
  • 実際に住んでみてどう感じているか
  • 中古+フルリノベで想定外だったこと
  • まとめ:中古+フルリノベは“暮らしに合わせたい人”に最適な選択だった

このブログでは、中古マンション購入とフルリノベの実体験を中心に、 暮らしを整える工夫や健康管理のリアルを発信しています。

今回は、私たちが「中古マンション+フルリノベ」という選択に至った理由をまとめました。 新築と中古で迷っていた頃の悩みや、実際に比較して気づいたこと、 そして住んでみて感じたリアルなメリット・デメリットをお伝えします。

新築に感じていたメリットと違和感

新築マンションを検討していた頃は、最新設備の魅力にとても惹かれていました。 食洗機やディスポーザー付きのキッチン、浴室乾燥機、二重サッシ、ベランダのスロップシンク、おしゃれな間接照明など、「新築ならではの快適さ」が揃っている点は大きなメリットでした。

さらに、共用設備も充実していて、 オートロックや宅配ボックスはもちろん、コワーキングスペース、友人家族と使えるキッチン付きのパーティールーム、両親や友人が泊まれるゲストルームなど、暮らしを豊かにしてくれる仕組みが整っていました。

ただ、その一方で 違和感 もありました。

まず、立地の選択肢が限られること。 駅近の新築はタワーマンションや高額物件が多く、私たちの予算内だと駅から遠い物件や、希望より狭い間取りになってしまうことがほとんどでした。

また、間取りが選べないことも気になりました。 ファミリー向けの新築は3LDKや4LDKが多く、主寝室8畳+他の寝室4.5〜6畳という“よくある間取り”が中心。 私たちは「子ども部屋は3畳くらいで十分」「その分リビングと収納スペースを広くしたい」という考えがあったので、新築の間取りと暮らしのイメージにズレを感じていました。

さらに、価格の高さも大きなハードルでした。 将来売却する可能性も考えると、駅近は必須条件。 でもその条件を満たす新築は、完全に予算オーバーでした。

そしてもうひとつ気になったのが、資産価値の落ち方。 新築は高いのに、住み始めた瞬間に「中古」になり、資産価値が大きく下がってしまう点も、決断を迷わせる理由でした。

中古に興味を持ち始めたきっかけ

中古マンションに興味を持ち始めた一番の理由は、価格が現実的だったことでした。 新築では予算的に難しかった駅近の物件も、中古なら候補に入り、暮らしの選択肢が一気に広がりました。

実際に内見をしてみると、中古マンションでもマンション全体のメンテナンス状況が良ければ十分“あり”だと感じたのも大きなポイントでした。 共用部の清掃状態、管理人さんの雰囲気、掲示物の整い方などを見て、「ここなら安心して暮らせそう」と夫とも意見が一致しました。

さらに、中古マンションは 管理状況を事前に確認できる という安心感があります。 新築はこれから管理組合が立ち上がるため、実際に機能するかどうかは未知数ですが、中古なら

  • 修繕積立金がどれだけ積み上がっているか
  • 長期修繕計画がしっかりしているか
  • 滞納者がいないか といった情報がすべて開示されます。

また、築10年~20年を超えると価格下落がいったん落ち着く という点も大きな気づきでした。 資産価値を考えると、むしろ中古のほうが値動きが読みやすく、安心感がありました。

そして、築年数が経っているマンションでも、管理費や修繕積立金が高額すぎない=しっかり管理されている証拠 だと知ったことも後押しになりました。 新築は最初に低い金額設定にして、後から大幅に値上げされるケースが多いと知り、長期的なコスト面でも中古のほうが納得感がありました。

中古+フルリノベを選んだ決め手(6つ)

立地の自由度が圧倒的に高かった

中古マンションを選ぶうえで、駅近という条件は絶対に譲れないポイントでした。 将来売却する可能性を考えると、需要があり資産価値が落ちにくい駅近は大きな強みになります。

さらに、私自身の経験からも「駅まで徒歩で行けること」は重要でした。 実家は駅から遠く、通学・通勤はバスやバイクが必須で、その不便さをずっと感じてきました。 だからこそ、自分の家は “徒歩で駅に行ける暮らし” を叶えたいと思っていました。 将来、子どもが電車通学する可能性を考えても、駅近のほうが安心です。

駅に近いと、商業施設や病院が充実していて生活が便利というメリットもあります。 日常生活で車が不要になり、維持費がかからないのも大きな魅力でした。 特に子どもが小さいうちは、小児科や耳鼻科に頻繁に通うことも多く、近くに病院がある安心感はとても大きいと感じました。 病院が多いエリアは、選択肢が広がるのも良い点です。

一方で、駅近は「がやがやしていて治安が悪くないか」「交通量が多くて子どもが危なくないか」という不安もありました。 そこで内見の際には、物件だけでなく 周辺を実際に歩いてみる ようにしました。 また、口コミサイトで似た家族構成の方のレビューを確認することで、安心できる環境の物件もあることがわかり、最終的に納得できる立地を見つけることができました。

価格と広さのバランスが良かった

中古マンションを選んだ理由のひとつは、同じ予算でも新築より広さを確保できたことでした。 新築の場合、予算内で探すと希望よりかなり狭い物件しか見つからず、家族で快適に暮らすために必要な広さはどうしても妥協できませんでした。 一方、中古なら希望の広さを確保しつつ、立地や間取りの選択肢も広がりました。

また、管理費や修繕積立金の現実的な比較ができたことも大きなポイントでした。 新築は管理費・修繕積立金が一見安く見えますが、物件仲介業者の方から「新築は段階的に値上げされることが多い」と教えてもらい、実際にネットでも同じ情報を多く見かけました。 しばらく経ってから大幅に値上げされるケースも珍しくなく、長期的なコストを考えると不安が残りました。

さらに、新築は一時金や消費税が必要ですが、中古は建物部分に消費税がかからないため、総額で見ると大きな差になります。 こうした費用面のリアルを知るほど、「中古のほうが長期的に安心できる」と感じるようになりました。

そして、リノベ費用を含めても納得感があったことも決め手でした。 築浅から築古まで幅広く内見する中で、物件ごとの状態によって

  • 水回りだけ交換する
  • フルリノベーションする など、予算内で理想を叶える方法がいくつもあることがわかりました。 「中古でも、むしろ中古だからこそ、理想の暮らしをつくれる」と感じた瞬間でした。

間取りを“自分たち仕様”にできる魅力

新築マンションを検討していたときに感じた大きな違和感は、間取りの選択肢がほとんどないことでした。 ファミリー向けの新築は、主寝室8畳+子ども部屋4.5〜6畳という“よくある間取り”が中心で、私たちの暮らしのイメージとは合いませんでした。

私たちは、子ども部屋は「ベッドと机が置ける広さがあれば十分」と考えていたので、6畳はもちろん、4.5畳でも広すぎると感じていました。 その分、家族が長く過ごすリビングを広くしたいという希望が強く、新築の固定された間取りではどうしても理想に近づけませんでした。

また、土間をつくりたいという希望もありました。 アウトドア用品やベビーカーを置いたり、靴を脱ぎ履きしやすいスペースがあると暮らしがぐっとラクになりますが、新築ではほとんど見かけない間取りでした。

さらに、洗面所を脱衣所とは別にしたいというこだわりもありました。 誰かがお風呂に入っていると洗面所が使えないのは不便で、家族が増えるほどストレスになると感じていました。

家事動線も大きなポイントでした。 ファミリークローゼットを洗濯機の近くに設置し、洗う→干す→しまうを最短距離で完結させたいという理想がありましたが、新築では間取りが固定されているため、こうした動線の最適化は難しいと感じました。

また、収納スペースを十分に確保したいという思いもありました。 空間を広く使うためにできるだけ収納家具を置きたくなかったので、造作収納を多めに作れる中古+リノベの自由度は大きな魅力でした。

こうした「暮らしに合わせた間取り」を実現できるのは、 新築ではなく、中古+リノベだからこそだと感じた瞬間でした。

中古マンションの管理状態が良かった

中古マンションを選ぶうえで、管理状態の良さは大きな決め手になりました。 内見を重ねる中で、管理が行き届いているマンションは共用部の雰囲気からすぐに分かり、 「ここなら安心して暮らせる」と感じられる物件に出会えたことが、中古を選ぶ後押しになりました。

まず、共用部の状態はとても重要な判断材料でした。 壁や床、手すりの傷み具合、植栽の手入れ、ゴミ置き場の清潔さなど、日常的な管理が行き届いているかどうかは、実際に歩いてみるとすぐに分かります。 丁寧に管理されているマンションは、共用部の空気感そのものが違いました。

管理人さんの雰囲気も大切なポイントでした。 実際にお会いできた物件もあれば、会えなかった物件もありましたが、 挨拶や対応の丁寧さから「ここは安心できる」と感じられる物件もありました。

また、駐輪場の状態も意外と大きな判断材料でした。 整然と駐輪されていて、不法投棄がないマンションは、住んでいる人のマナーや管理の質が反映されていると感じました。

掲示物の整い方も管理状態を知る手がかりになります。 古い掲示物がそのまま放置されているマンションもあれば、 必要な情報が見やすく整理されているマンションもあり、後者は管理組合がしっかり機能している印象を受けました。

さらに、中古マンションは修繕積立金の積み上がり長期修繕計画の有無滞納者の有無など、管理に関する重要な情報がすべて開示されます。 これは新築にはない大きな安心材料でした。

そして、管理組合がきちんと機能しているかも確認しました。 定期的に総会が開催されているか、役員が何年も同じ人に固定されていないかなどは、 管理組合の健全性を判断するうえで重要なポイントです。 (組合費の横領が起きるケースがあると本で知っていたので、ここは特に気にしていました。)

こうした複数の視点から管理状態を確認することで、 「中古でも、むしろ中古だからこそ“管理の良し悪し”が見える」 という安心感があり、私たちにとって中古マンションは十分に選択肢になりました。

中古のデメリットをリノベで解消できると気づいた

中古マンションには「設備が古い」「間取りが使いにくい」「収納が少ない」といったデメリットがあります。 でも、実際に物件を見てリノベーション会社と話をする中で、これらの弱点はすべてリノベで解消できると気づきました。

まず、古い設備はすべて交換できるという点が大きな安心材料でした。 浴室・トイレ・キッチンなどの高額な設備も新品にできるので、古さを気にする必要がありません。

次に、使いにくい間取りは全面的に変更できることも大きなメリットでした。 新築では間取りが固定されていて選択肢が限られますが、中古+リノベなら 「暮らしに合わせて間取りをゼロから作る」 という発想が可能になります。

さらに、収納不足も造作で自由に解決できることが分かりました。 生活動線に合わせて必要な場所に必要な量の収納をつくれるため、 空間を広く使えるというメリットもあります。

こうして中古のデメリットを一つずつ見ていくと、 “古いからこそ自由に作り変えられる” という中古+フルリノベならではの強みが見えてきました。

モデルルームより“自分たちの暮らし”に合う家が作れる

新築マンションのモデルルームはとてもきれいで魅力的ですが、 実際に暮らすことを想像すると、「私たちの生活スタイルに本当に合うのか?」 という疑問が残りました。 モデルルームは“万人受けする理想の形”として作られているため、 家族構成や生活動線、収納量など、私たちのリアルな暮らしとは少しズレがあると感じたのです。

一方で、中古+フルリノベなら、 「モデルルームに合わせる」のではなく「自分たちの暮らしに合わせて家を作る」 という発想が可能になります。

例えば、

  • 子ども部屋は広さよりも“必要な機能”を優先したい
  • リビングを家族の中心にしたい
  • 家事動線を最短にしたい
  • 収納は造作で生活にフィットさせたい
  • 土間や洗面分離など、暮らしやすさを優先したい

といった“私たちの暮らしの形”をそのまま間取りに反映できます。

モデルルームはあくまで「理想の見本」ですが、 フルリノベなら “自分たちの理想”をゼロから作れる のが大きな魅力でした。

結果として、 「モデルルームに寄せる家づくり」ではなく 「私たちの暮らしに寄り添う家づくり」 ができると感じたことが、フルリノベに踏み切れた理由のひとつです。

実際に住んでみて良かったと感じたこと

立地の満足度が高い

駅近で生活がとても便利になりました。 子どもの通学や病院へのアクセスも安心で、日常の移動ストレスが大きく減りました。 さらに、駅近は需要が高く、資産価値が下がりにくいという点も安心材料に。 エリアによっては今後価値が上がる可能性もあり、長期的な視点でも納得できる選択でした

生活動線をゼロから設計できて家事がラクになった

フルリノベの大きな魅力は、暮らしに合わせて生活動線をゼロから設計できることでした。 新築では間取りが固定されているため、動線を大きく変えることはできませんが、 中古+リノベなら「こうだったらいいのに」をすべて形にできます。

私たちが特にこだわったのは、毎日の家事がスムーズに進む動線づくりでした。

  • 洗濯→干す→しまうを最短距離で完結させるため、ファミリークローゼットを洗濯機の近くに配置  洗濯動線が短いだけで、家事の負担が大きく減りました。
  • 土間をつくり、ベビーカーや将来の部活用品・アウトドア用品を置けるように  靴を履くときに混雑しない広さも確保し、家族全員が使いやすい玄関に。
  • 洗面所を玄関入ってすぐに設置  帰宅後すぐに手洗いができ、子どもの衛生習慣づくりにも役立ちました。
  • 洗面所を脱衣所と分離  誰かが入浴中でも洗面所を使えるため、朝の混雑や夜の支度がスムーズに。
  • キッチンの隣に洗濯室をつくり、すぐにアクセスできるように  料理をしながら洗濯の様子を確認でき、家事の同時進行がしやすくなりました。

こうした動線の工夫は、新築では叶わなかった“私たちの暮らしに合う家”を実現してくれました。

収納が使いやすい

造作収納のおかげで、片付けが“仕組み化”されました。 必要な場所に必要な量の収納があるので、 物の住所が自然と決まり、散らかりにくい家になりました。

家族が過ごしやすい空間になった

リビングを家の中心にした間取りにしたことで、 自然と家族が集まる時間が増えました。 子ども部屋は必要な広さだけにして、 その分リビングを広くしたのも大正解でした。

逆に、想定外だったこと(リアル)

リノベ中の“決めること”の多さ

まず、家全体のテイストを決めるところから始まり、 床材・壁紙・設備・スイッチ位置など、想像以上に細かい部分まで選ぶ必要がありました。 「こんなに決めることがあるんだ…」と驚くほど、毎週のように判断が求められます。

工期・スケジュール調整の大変さ

中古物件の購入からローン契約、リノベ内容の決定まで、どれもスケジュールがタイトでした。

  • 中古物件は“早い者勝ち”なので、内見で良いと思ったらすぐに決断が必要
  • ローンは、どこで借りるかの比較・審査・契約などで、平日に仕事を休む必要があることも
  • リノベ内容は、毎週担当者と打ち合わせ → 翌週までに“決めることリスト”の宿題が出る
  • 水回りや床材などのショールーム巡りも必要

「家づくりってこんなにスケジュールが詰まるんだ」と実感しました。

予算管理の難しさ

リノベは“選択の自由”がある分、 「せっかくだから…」が積み重なると、すぐに予算オーバーしそうになります。 どこにお金をかけて、どこを抑えるかの判断が意外と難しく、 常に見積もりとにらめっこしていました。

これから中古+リノベを考えている人へ

中古+リノベは自由度が高く、暮らしに合わせた家づくりができる一方で、 進め方や判断ポイントを知らないと迷いやすい部分もあります。 実際に経験してみて、「これは最初に知っておくとラクだった」と感じたことをまとめました。

まずは“暮らしの優先順位”を決める

家づくりは選択の連続なので、 「何を優先したいか」が明確だと迷いが減り、判断が早くなります。

  • 立地を優先するのか
  • 広さを優先するのか
  • 間取りの自由度を優先するのか
  • 家事動線を最適化したいのか

優先順位が決まっていると、物件選びもリノベ内容の決定もスムーズになります。

新築と中古を実際に比較してみる

頭の中で考えるより、実際に見て比較するほうが理解が早いです。

  • 新築は間取りが固定
  • 中古は管理状態を確認できる
  • 同じ予算でも広さや立地の選択肢が変わる

“自分たちにとってのメリット”がどちらにあるかが、自然と見えてきます。

内見で「生活のイメージ」が湧くかが大事

中古物件は一つひとつ状態が違うので、 内見での“直感”と“生活のイメージ”がとても重要です。

  • 玄関からの動線
  • 日当たり
  • 収納の位置
  • 家族の生活リズムに合うか

「ここで暮らすイメージが湧くかどうか」は、意外と大きな判断材料になります。

リノベ会社選びは早めに動くとラク

物件探しとリノベは同時進行になることが多いので、 早めにリノベ会社に相談しておくと安心です。

  • 物件の“リノベ向きかどうか”を一緒に見てもらえる
  • 予算感がつかめる
  • スケジュールの見通しが立つ

特に中古物件は早い者勝ちなので、 リノベ会社と連携して動けると判断が早くなります。

まとめ:中古+フルリノベは“暮らしに合わせたい人”に最適な選択だった

  • 新築より立地の自由度が高い
  • 間取りをゼロから作れる
  • 家事動線を最適化できる
  • 管理状態を確認できて安心
  • 価格と広さのバランスが良い

私たちにとって、中古+フルリノベは 「暮らしに合わせた家づくり」を叶える最適な選択でした。

関連記事

  • 新築 vs 中古マンション|15項目で徹底比較【価格・管理・資産価値・住み心地】(準備中)  → 新築と中古を比較して気づいたことを、実体験ベースで詳しくまとめています。
  • 中古マンションの内見でチェックすべき28項目|室内・共用部・周辺環境を実体験から徹底解説(準備中)→ 実際に内見で確認して良かった点・見落とした点をすべて公開しています。
  • 内見で失敗したこと・後悔ポイント(公開予定)  → 「やっておけばよかった…」と感じたリアルな反省点をまとめています。
  • 物件の管理状態の見極め方(公開予定)  → 管理状態の良し悪しが資産価値に直結する理由と、見るべきポイントを解説予定です。
  • フルリノベの進め方|会社選び・打ち合わせ・工事の流れを実体験から解説(準備中)  → リノベ会社の選び方から工事完了までのリアルな流れをまとめています。
タイトルとURLをコピーしました